核兵器なき世界 2013 2 11

 「核兵器なき世界」とは、軍事戦略の一環です。
核兵器を超える「究極の兵器」を作れば、
「核兵器ゼロの世界」が実現します。
 2005年2月16日に書いた「究極の抑止兵器」とは、
「核兵器なき世界」を目指すものです。
 つまり、「究極の抑止兵器」が完成したところで、
「核兵器ゼロの世界」を宣言するのです。
 問題は、このような壮大な構想には、巨額の開発費がかかることです。
そういうわけで、維持費がかさむ巨大空母や大型核ミサイルは、
徐々に削減する必要があります。
 「究極の抑止兵器」に書いてある、
X線レーザーは、あくまでも一例です。
あの構想から8年、「核兵器なき世界」を目指して。

究極の抑止兵器 2005 2 16
 核兵器は、前世紀の古い兵器です。
こうした古い兵器を、地球上から撤廃することが、多くの人の願いです。
にもかかわらず、いまだに、こうした古い兵器の開発が終わりません。
 「核兵器の廃絶」と主張したところで、核兵器はなくなりませんので、
「核兵器を超える兵器」や「核兵器を無効にする兵器」を作るしかないでしょう。
 レーザーというと、赤い光など、
色の付いたレーザーを連想するでしょうが、無色透明なレーザーもあります。
 たとえば、赤外線レーザーや紫外線レーザーです。
その応用例として、X線レーザーがあります。
X線レーザーは、直進性が強いとともに、膨大なエネルギーを発揮します。
 そういうわけで、核兵器の格納庫に対して、
はるか彼方から、X線レーザーを照射しても、核爆発が起きます。
 こうしたX線レーザー砲を、飛行機や衛星に搭載して、
核兵器の格納庫に対して、照準を合わせれば、究極の抑止兵器となるでしょう。
 もちろん、X線レーザーを作ることは、まだ数多くの問題があります。
しかし、青色LEDの開発のように、不可能が可能になってしまうのが、科学技術です。
科学技術には、必ず、ブレークスルーがあります。
 科学技術を、このようなことに利用するのは、誠に残念ですが、
核兵器の開発を、いまだに止めない国が多いのは、さらに残念なことです。
 日本は、核兵器の保有国になるべきではありませんが、
X線レーザーの保有国にはなるべきです。





































































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